介護される側を増やさないための介護予防の方法とは

介護施設や介護職員は現在も不足していて、今後はより深刻化するといわれています。

仮に高齢者の受け入れ態勢が整ったとしても、生涯元気で過ごしたいという願いは万人に共通しているのではないでしょうか。

介護予防とは何か?

高齢化社会に対応するため、介護保険制度が確立したのは2000年です。

保険を利用する要介護認定は増え続け、要介護状態になる最も多い原因は脳卒中といった脳血管疾患でした。

認知症、関節疾患、骨折や転倒、高齢による衰弱などの脳血管疾患に次ぐ要介護認定の原因を予防するために介護予防法が2006年に始まりました。

筋力トレーニングなどでの運動機能の向上、歯の保全や嚥下などの機能の向上、栄養面の改善、生活不活性病の予防のためのアクティビティサービスが柱になっています。

厚生労働省の指導下で自治体に設けられた地域包括支援センターが実際の指導にあたり、要支援や要介護に至らないがリスクが認められる高齢者を対象に利用の推進に取り組んでいます。

介護される人にならないため生活習慣

定年退職を迎えると交友関係は乏しくなりがちです。

多年代層の人と接触する人や外出する機会が多い人ほど、要介護になるリスクが低いようです。

現役時代の能力を生かした地域活動やボランティアなど社会参加するように心がけます。

また、趣味のサークルに入ったり興味のあることに新しくチャレンジしたりという方法もあります。

社会から孤立せず、積極的に外部と交流を深める生活がいいといえるでしょう。

誰かに必要とされ存在を認められることは、社会的人間としての生きがいが出てきて認知症予防にもつながります。

介護予防のために若々しい身体を保つ

健康を保つ第一条件は、筋力の衰えを防止して体力の維持することです。

散歩やウォーキングなどの毎日の日課に介護予防体操を追加してみましょう。

身体のこりをほぐして正しい姿勢や柔軟性を保つストレッチ体操、転倒による怪我や骨折を防ぐためのバランス体操、体を支える筋力を鍛える筋力トレーニングなどが考案されています。

栄養面に優れた食事を摂るのも大切ですが、口腔機能が弱くなると美味しく頂けません。

虫歯や歯茎の日常ケアと同時に定期的な検診や指導を受けて、一本でも多く自分の歯を残すようにしましょう。

高齢者は温度変化の適応が遅れる傾向がありますから、脳疾患の予防には家庭内の空調を安定させる必要があります。

廊下や風呂場、玄関、階段などに補助バーを設置する、バリアフリーにリノベーションするなどの工夫は転倒による事故を未然に防げます。

高齢になると身体のあちらこちらに不調を感じ、動くのが億劫になりがちです。

家族も高齢者を心配して、無理をさせないようにしたり外出を控えさせたりしたくなります。

介護予防には身体と心をしっかり使って、活動的な生活を維持するようにしましょう。

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