介護ロボットの活躍に期待が集まる?注目のポイントとは

世界屈指を誇るロボット技術国日本では、介護ロボット分野でも開発が進み実用化されています。

迷走気味の介護事情に一石を投じる解決策として、介護ロボットは注目を集めています。

国が取り組む介護ロボットの導入支援

要介護者の自立、介護する人の負担の軽減、介護施設業務の効率化のために介護ロボットの導入は政府が推進する事業です。

経済産業省ではロボット介護機器開発導入促進事業を展開し開発助成金の支給と安全ならびに性能の基準整備を展開しています。

介護ロボットを活用した介護技術開発支援モデル事業と介護ロボット導入支援事業は、厚生労働省で屋台骨が組まれています。

介護ロボットを使った効果的な介護方法を開発するのが支援モデル事業の目的で、全国の介護現場で実施されます。

ロボットの導入を介護現場に促進する介護ロボット導入支援事業では、地域医療介護総合確保基金を積増し年額52億円の助成金を補助しています。

ここまで開発された介護ロボット

ベッドと車椅子間の移乗介護はとても身体に負担のかかる介護の一つです。

要介護者を持ち上げおろすパワーアシスト機能と移動アシスト機能が一つになり、電動ベッドと電動車いすが合体したロボットが実用化されています。

要介護認定度により要介護者が自分で操作することもできるので、自立の助けになり介護者の負担を解消します。

入浴支援ロボットは、横になった状態の要介護者を湯船に移送し湯船から上げる機能を持ちます。

体に相当な重量のかかる低い姿勢の作業から介護者を開放し、要介護者自身が作業をコントロールすることもできます。

センサーや通信機能を備えた見守り支援ロボットは、自治体から一般家庭に貸出されるものです。

身体的不自由より、認知症の進行がすすみ徘徊癖のある高齢者は目が離せません。

在宅介護でもっとも心労がつのる監視を代行してくれるロボットです。

介護ロボットの問題点

介護ロボットは実用化が進んでいますが、大量生産レベルではありません。

大変高価なため助成金制度を利用しても採算の見合わない介護ロボットを導入できる介護施設は限られています。

まして一般家庭で利用するのは不可能に近いでしょう。

ロボットといっても機械である以上、使用するには抵抗があるという声は介護を受ける側からも介護する側からも聞かれます。

人と人との関りが重要視される、介護現場の率直な意見だと納得できます。

小さな力で重いものが持ち上げられるマッスルスーツや自立歩行をアシストする補助ロボットなど抵抗感の少ない物から受け入れる考えも必要でしょう。

使う側使われる側の心理的側面を緩和すると同時に、介護ロボットの技術革新と製造コストダウンが今度の課題と言えます。

先行き詰まり感をまぬかれない介護問題をロボットが解消の担い手となる可能性は十分に期待できます。

ロボットが導入されることで、人手不足にさいなまれる介護現場の効率化や介護職員の気持ちのゆとりが生まれれば、介護のホスピタリティは向上するかもしれません。

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